しろうず歯科クリニック

虫歯が痛む時の対処法と避けるべき行動について

皆様は虫歯で歯が痛くなったことはありますか?
初期の段階ではほとんど自覚症状がない虫歯ですが、進行が進むと激しい痛みに襲われることがあります。
できれば痛みが出た時点で歯科医院を受診したいところですが、仕事中や夜間ですぐに受診が難しい場合がありますよね。
本記事では、虫歯が痛む時の対処法と避けるべき行動について解説していきます。
すぐに実践できる方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

虫歯が痛むときの対処法

虫歯が痛む場合、できれば今すぐにでも歯科医院を受診して治療を開始することが最善の策です。
しかし、夜間や仕事中など今すぐの受診が難しい方も少なくありません。
ここでは、そういった場合の対処法について4点ご紹介いたします。

お口の中をきれいにする

虫歯が痛むときは、まずお口の中をきれいにしましょう。
虫歯が原因で歯に穴が空いている場合、そこの部分に食べかすが入ることで歯に激痛を感じることがあります。
ブラッシングやフロスなどで慎重に汚れをかき出すようにしましょう。
あまり激しく行うと痛みが増すことがあるので、優しく気をつけながら取り除きましょう。どうしても痛みが激しい場合は、塩水でうがいをするだけでも効果はあるのでおすすめです。

痛みが出ている部分を冷やす

痛みが出ている部分を、保冷剤や冷却シートを使って冷やしましょう。
痛みが出ている部分を冷やすことによって、血流が鈍くなり虫歯の痛みを和らげる効果が期待できます。
保冷剤をハンカチやタオルなどで包み、痛みが出ている部分に当てましょう。保冷剤がない場合は氷を直接口に含み、直接冷やすという方法もあります。
ひとつ注意事項があり、この方法は虫歯での痛みにのみ活用してください。歯周病・知覚過敏・抜歯などの痛みは冷やすと悪化してしまう可能性がありますのでご注意ください。

歯痛に効く痛み止めを服用する

症状がひどく激しい痛みを感じている場合、痛み止めを服用しましょう。
歯科医院で処方してもらえる痛み止めの代表は「ロキソニン」です。
薬局などでも「ロキソニンS」という商品名で販売されています。用法・用量を守って正しく服用しましょう。
ただし、虫歯の炎症がひどいときや歯の神経が腐ったことにより炎症が起こっている場合は、痛み止めがなかなか効きません。
そのため、早急に歯科医院を受診して治療を開始しましょう。

痛みを和らげるツボを押す

虫歯が痛むときの対処法として、ツボを押すという方法があります。
手の甲側、親指と人差し指の付け根あたりにある合谷(ごうこく)というツボです。合谷は万能のツボといわれており、様々な不調改善が期待できます。
軽く痛みを感じる程度に刺激をしましょう。
他に、承漿(しょうしょう)という下唇と顎の間のくぼんだ部分にツボがあります。
歯痛・歯茎の腫れを和らげるといわれているツボです。
歯を噛み締めた状態で、親指で3〜5秒ほど強く押すと痛みが和らぎます。
痛みがひどくなってから行うのではなく、痛みを感じ始めた段階で実践すると効果的です。

虫歯が痛むときに避けるべき行動

虫歯が痛むときには、適切に対処しなければなりません。
しかし、適切に対処しても日頃の生活習慣などで痛みを悪化させてしまう場合があります。
ここでは、虫歯が痛むときに避けるべき行動をお伝えします。

飲酒

虫歯が痛むときは、飲酒を控えるようにしましょう。
お酒は血行を良くする効果があり、痛みを悪化させてしまう可能性があります。
さらに、お酒には糖分が多く含まれているものもあり、虫歯を悪化させてしまうので飲酒は控えましょう。

喫煙

虫歯が痛むときは、喫煙も控えるようにしましょう。
歯が痛む時にタバコを吸う人は少なくありませんが、これは良くない行動です。
タバコの中には歯を刺激する成分ヤニなどが含まれており、歯が痛い時にタバコを吸うことで余計に悪化してしまいます。
そもそもタバコは、虫歯だけでなく歯周病などの原因にもなるので控えるようにしましょう。

運動・入浴

虫歯が痛むときは、運動や入浴も控えるようにしましょう。
運動や入浴は血行を促進する効果があるため、さらに痛みが増してしまう原因になります。
症状が落ち着くまでは、運動はなるべく控えましょう。入浴はぬるめのシャワーで軽く済ませるなどの対策を取りましょう。

痛い箇所を刺激する

痛みを感じている箇所を刺激することは控えましょう。
痛みが出ているとどうしても気になって触ったり、刺激を与えたりしがちです。しかし、痛みが悪化してしまうのでやめてください。
食べかすが挟まっているときは、ブラシで強く磨かず優しく取り除くようにしましょう。
さらに、冷たいものや温かいもの、刺激のある食べ物は控えるようにしましょう。

早めに治療を開始しましょう

ここまで虫歯が痛む時の対処法と避けるべき行動について解説してきましたが、いかがでしたか?
対処法だけでなく避けるべき行動も知っておくと、痛みが強くならずに済みます。
しかし、ここで紹介した対処法はあくまで応急処置です。痛みが落ち着いても虫歯が自然に治ることはほとんどありません。
そのため、早めに歯科医院を受診して治療を開始しましょう。

 

 

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